医療を専門とする記者、岩永直子が気になった話題について発信するニュースレターです。流行中の感染症の状況や話題となっている病気や治療、医療制度の解説はもちろんですが、なぜワクチンへのためらいが起きてしまうのか、治療で困ってしまう医療者と患者のコミュニケーションの問題、病気や障害に対する差別や偏見など、医療と社会の接点に強い関心があります。生命倫理や死生観についても長く取材を続けてきました。独自の視点で医療やケアの話題に斬り込んでいきます。
こんな方におすすめ
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医療や病いをめぐる社会問題に関心がある方
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自分や大切な人にとっての最善の医療やケアとは何かを考えたい方
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生命倫理や病気や障害をめぐる差別問題について考えたい方
岩永直子ってどんな人?
1973年10月に山口県で生まれました。東京大学文学部在学中に父ががんになって死への恐怖が募り、「死を目の前にした人が何を考えているのか知りたい」とホスピスでボランティアを始めたのが医療記者を目指すきっかけです。卒業後は医療取材の専門部署があった読売新聞社に入社し、社会部を経て、10年後に医療部に配属。2015年5月から読売新聞の医療サイト「ヨミドクター」の編集長となりました。そこでHPVワクチンの安全性や有効性を紹介する特集を発信したところ、ワクチンに反対する人からクレームが殺到し、それを重く見た会社から医療担当を外されたことをきっかけに転職。2017年5月からBuzzFeed Japanで働き、BuzzFeed Japan Medicalという医療部署を設立しました。医療の記事を中心に執筆活動を続けていましたが、2023年5月にエンタメ担当に異動を命じられました。医療記事が書けなくなったため、このニュースレターを始めます。
Masaru Goto/Reminders Project
変化球の活動としては、2022年8月から近所のイタリアンレストランで接客のアルバイト中です。このバイトの日々をnoteで連載中です。
6月26日に初めての単著『言葉はいのちを救えるか?生と死、ケアの現場から』(晶文社)を出版します。8月18日にはnoteでのバイト日記連載をベースに書き下ろしも加えたエッセイ集『今日もレストランの灯りに』(イースト・プレス)も出版します。
イタリアンレストランでバイト中の筆者(シェフ撮影)
共著に『この国の不寛容の果てに 相模原事件と私たちの時代』(大月書店)、『新養生訓 健康本のテイスティング』(丸善出版)、『アディクション・スタディーズ 薬物依存症を捉えなおす13章』(日本評論社)があります。
よくある質問
●どのように記事を読めますか?
ニュースレターは、メールまたはこのWEBサイト上で読むことが可能です。とりあえずは無料、不定期で発信します。
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