待望の「ゲノム医療法」に込める当事者の期待

姉を卵巣がんで失い、自身も遺伝性乳がん卵巣がんの遺伝子変異によって乳がんと卵巣がんを経験した太宰牧子さん。遺伝情報による「ゲノム医療」の推進や、差別防止を掲げる法律「ゲノム医療法」が成立しましたが、この法律にかける期待はどんなものなのでしょうか?
岩永直子 2023.07.23
サポートメンバー限定

最愛の姉を卵巣がんで亡くし、自身も遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)の遺伝子変異によって乳がんと卵巣がんを経験してきた太宰牧子さん。

遺伝情報を活用した「ゲノム医療」を推進し、遺伝情報による差別や偏見を防ぐ「ゲノム医療法」が今年6月に成立した。

がん患者会の悲願だった法律の実現に、当事者としてどんな期待をかけているのだろうか?

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、6584文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

誰でも
高額療養費制度、高市首相、患者自己負担上限の引き上げ可能性は否定せず ...
誰でも
ALSになっても、好きなところで好きな人と暮らしたい 彼女が24時間の...
サポートメンバー限定
海老名市教育委員会もHPVワクチンの安全性に懐疑的な講師の研修会後援を...
サポートメンバー限定
伊勢原市はHPVワクチンに疑義を投げかける講師の研修会後援を取り消し
サポートメンバー限定
海老名市教育委員会がHPVワクチンに疑義を投げかける講師の研修会を後援...
誰でも
「私の病気を理解して」に込められているのは、「私を排除しないで」という...
誰でも
健康でない私たちを居心地悪くさせているのは何? 弁護士と新聞記者が語り...
誰でも
野球界でも記者魂 74歳の現役記者は正月もまた夜回りをする