「非匿名だからこそ協力したい」 生まれた子供に身元を伝える精子バンクに男性が応募したわけ

昨年5月に東京に誕生した、非匿名の精子バンク。身元情報を明かすことを条件とするとドナーが集まらないという声もありますが、非匿名だからこそ応募したと話す男性に話を聞きました。
岩永直子 2025.06.03
サポートメンバー限定

精子や卵子の提供を受けた不妊治療についてルールを定める「特定生殖補助医療法案(※)」。

「子供の出自を知る権利が守られない」と当事者から反対の声が上がっているが、「身元を子供に明かすことが前提となると、提供者が集まらない」との反論もある。

プライベートケアクリニック東京」の精子バンクは、子供に身元情報を開示することを条件に提供者を募る。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、5977文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

誰でも
「正しいがん検診をすべての人に、そして経済的な理由で治療を諦めずに済む...
誰でも
がん検診の専門家が、検診でステージ4の肺がんが見つかって考えたこと
誰でも
おいしゃさんって元気になるためのみかただよ! 子供に病院や治療について...
誰でも
参政党の医療公約「終末期の延命医療費の全額自己負担化」医療政策学者と検...
誰でも
ALS患者に「時間稼ぎですか?」2審・東京高裁判決も「強度なひぼう中傷...
誰でも
最後の手段は手術?当事者である記者が専門医に真剣に聞いた変形性膝関節症...
誰でも
「自分が使った医療費を自覚することが少ない」「医療制度に甘えている」 ...
誰でも
変形性膝関節症ってどんな病気?どんな治療がいいの?当事者の記者が、専門...