遺伝情報は個性の一つ 「多様なあり方、認め合える社会に」

ゲノム医療法も成立し、これからますますがん治療でも広がると見られる遺伝子検査。医師として、個人情報保護や差別の問題についてどのように対応しているのでしょうか?前編に引き続き、がん研有明病院の臨床遺伝医療部長、植木有紗さんに聞きました。
岩永直子 2023.08.25
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遺伝子検査を活用して、個々の患者に合った治療を行う「ゲノム医療」。

この医療を推進し、遺伝情報に伴う差別を防ぐために「ゲノム医療法」が6月に成立しましたが、医療現場ではこの法律の成立をどう受け止めているのでしょうか?

差別や患者さんの不安の実態は?

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