医療情報の発信に対する誹謗中傷 防ぐために何が必要?

新型コロナの情報発信で誹謗中傷を受け、刑事、民事の争いを抱える医師、忽那賢志さん。防ぐためには、どんな仕組みが必要なのでしょうか?
岩永直子 2023.12.24
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新型コロナウイルス感染症の情報発信で、誹謗中傷を受け、刑事、民事の裁判で50人弱と争っている大阪大学医学部感染制御医学講座教授の忽那賢志さん。

ただでさえ本業で忙しい医療者が、時間と手間とお金をかけて、降りかかる火の粉を払うのは割に合いません。防ぐために、どんな仕組みが必要で、今後どんな改善を求めるのか聞きました。

「裁判は割に合わない」と話す忽那賢志さん(撮影:岩永直子)

「裁判は割に合わない」と話す忽那賢志さん(撮影:岩永直子)

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