がん治療で進むゲノム医療 どんな検査、どんな課題があるの?

ゲノム医療法が成立し、今後ますます進むとみられる遺伝子検査を活用したがん治療。現在、どのようなゲノム医療が使われ、どのような課題があるのでしょうか。がん研有明病院の臨床遺伝医療部長、植木有紗さんに聞きました。前後編の前編です。
岩永直子 2023.08.24
サポートメンバー限定

がんはもともとの遺伝子に変異が積み重なることで発生する「遺伝子の病」とも言われます。

そんながんの治療に、遺伝子検査が活用されるようになってきました。

ゲノム医療法が6月に成立し、今後ますます進むとみられる遺伝子検査を活用したがん治療。どんな遺伝子検査があり、どんな課題があるのでしょうか。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、10128文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
伊勢原市はHPVワクチンに疑義を投げかける講師の研修会後援を取り消し
サポートメンバー限定
海老名市教育委員会がHPVワクチンに疑義を投げかける講師の研修会を後援...
誰でも
「私の病気を理解して」に込められているのは、「私を排除しないで」という...
誰でも
健康でない私たちを居心地悪くさせているのは何? 弁護士と新聞記者が語り...
誰でも
野球界でも記者魂 74歳の現役記者は正月もまた夜回りをする
誰でも
「桜を見る会」のスクープ、赤旗記者はなぜ打ち出せた? 真実をつかむ記者...
誰でも
「決してあきらめないで」 メディアが「マスゴミ」と言われる時代、今こそ...
誰でも
「生」を諦めるべきじゃない、と伝えたい 当事者になったからこそ、これか...