「不安もあるけど、ワクワクも」父親の立場でも守りたい子供の出自を知る権利

精子提供で二人の子供を授かった父親は、子供が将来、精子提供者に会いたいと言った時、どんなことを感じるのでしょう?出自を知る権利について、父親の立場から語ってもらいました。
岩永直子 2025.05.21
サポートメンバー限定

精子や卵子の提供を受けた不妊治療についてルールを定める「特定生殖補助医療法案(※)」。

自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党が2月5日に共同で参議院に提出した法案だが、当事者らから「子供の出自を知る権利が守られない」などとして、反対の声が上がっている。

精子提供を受けて父親になった当事者は、出自を知る権利について、法整備について、どのように考えているのだろう?

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、7103文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
取材日記4:できないことが増えた自分を卑下しない
誰でも
メディアを退席させ「自由闊達な議論」 高額療養費議連が非公開で論点整理...
誰でも
「2026年4月の男性定期接種化の実現を目指して迅速な議論を」HPVワ...
誰でも
「お涙ちょうだいにしない」「溜飲を下げさせない」被災者や障害者を描く時...
誰でも
思い出と喪失と赦しと 沿岸部の被災地に通い続ける音楽療法士が漫画で伝え...
誰でも
現行の高額療養費制度でも利用者の6人に一人が生活が破綻する「破滅的支出...
サポートメンバー限定
「非匿名だからこそ協力したい」 生まれた子供に身元を伝える精子バンクに...
サポートメンバー限定
取材日記3:膝のリハビリ始めました