お茶の間は消えた 緩和ケア医がこの数年で感じる患者と家族の変化

新型コロナウイルスの流行でたびたび制限されてきた病院の面会。在宅と病院で患者を診ている緩和ケア医の新城拓也さんは制限が解除されても家族が戻ってこないのを感じていると言います。この数年で何が変わったのでしょうか?
岩永直子 2024.02.23
サポートメンバー限定

新型コロナウイルスの流行が始まって、病院で面会が制限されることに患者も医療者も悩んできた。

タイムリミットがある終末期の患者は特にそうだ。

だが、神戸市の緩和ケア医、新城拓也さんは最近、患者や家族の心境の変化に気づいて考え方が変わってきているという。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、5785文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
独立日記8・仕事で自信をつけるには?
誰でも
実家から遠い場所に進学 オーバードーズに代わる何かを求めて
誰でも
母からの暴力、父からの性的虐待 トラウマから逃れたくて中学生の頃から市...
誰でも
HIV感染を薬で予防する「PrEP(プレップ)」、日本でも当たり前の選...
誰でも
目指すのは「生きる希望の最大化」 難病になっても心のきらめきを持って生...
誰でも
母がALSになって家族の生活は一変した ヤングケアラーだった僕があの時...
誰でも
「知らないまま後悔しないで」医学生の私が若い世代にHPVワクチンについ...
サポートメンバー限定
「朝日性がん」「ブーメラン」中咽頭がん体験記事に心無い声 それでも書き...