女性の接種率が伸び悩むHPVワクチン 「日本の特殊な経緯を踏まえて判断を」と公衆衛生の専門家

費用対効果が悪いとして男性の定期接種化がいったん見送られたHPVワクチン。国公衆衛生の専門家もその議論の仕方に疑問を投げかけます。
岩永直子 2024.04.29
サポートメンバー限定

費用対効果が悪いとして、男性の定期接種化がいったん見送られたHPVワクチン。

産婦人科専門医や理論疫学者がその分析手法や解釈の仕方に疑問を投げかけていることを報じたが、公衆衛生の専門家はどう見ているのだろう。

過去にワクチンの評価を行ったこともある専門家の一人が、取材を受けてくれた。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、4490文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

誰でも
HPVワクチンのキャッチアップ接種、接種を希望する人は9月までに1回目...
誰でも
近所の飲み友達と「孤独死防止条例」を締結 雨宮処凛さんが自身の「終活」...
誰でも
お金、病気、親の介護——。将来に不安を抱えるすべての人へ「死なないノウ...
誰でも
埼玉県がHPVワクチンで訂正通知を発出 保健体育課長「誤った内容を通知...
誰でも
埼玉県が学校長に向けたHPVワクチンの通知を撤回・訂正する決定 「情報...
誰でも
これから始まる大きな流行 緩和後の日本でどんな対策ができる?
誰でも
新しい亜系統「KP.3」に置き換わり、新型コロナ急増中 データと独自の...
誰でも
埼玉県がHPVワクチンとの因果関係が認められていない症状を「起こり得る...