女性の接種率が伸び悩むHPVワクチン 「日本の特殊な経緯を踏まえて判断を」と公衆衛生の専門家

費用対効果が悪いとして男性の定期接種化がいったん見送られたHPVワクチン。国公衆衛生の専門家もその議論の仕方に疑問を投げかけます。
岩永直子 2024.04.29
サポートメンバー限定

費用対効果が悪いとして、男性の定期接種化がいったん見送られたHPVワクチン。

産婦人科専門医や理論疫学者がその分析手法や解釈の仕方に疑問を投げかけていることを報じたが、公衆衛生の専門家はどう見ているのだろう。

過去にワクチンの評価を行ったこともある専門家の一人が、取材を受けてくれた。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、4490文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
「年間上限の創設は評価するが、多数回該当を据え置きにしたから解決という...
誰でも
高額療養費制度、引き上げ幅が当初案の半分の政府案判明 患者団体は「更な...
サポートメンバー限定
取材日記7:人を刺す言葉、人を救う言葉
誰でも
高額療養費専門委員会、多数回該当の上限は現行維持とする最終取りまとめ案...
誰でも
「医療の進歩で長く生きられるようになったのに」 16年間進行乳がんの治...
誰でも
高額療養費専門委員会 多数回該当の上限引き上げはせず、「年間上限」を設...
誰でも
高額療養費議連、「多数回該当の上限額は現行維持」「年度額の自己負担上限...
誰でも
同じ「遺伝子検査」「免疫療法」でも......患者が知っておくべき、が...