「30超えたら子宮摘出」発言の何が問題か 国の少子化対策会議の委員も務めた産婦人科医が指摘するいくつものツッコミどころ

作家で日本保守党代表でもある百田尚樹氏がYouTube番組で発言した「30超えたら子宮摘出」発言に、批判が殺到しました。国の少子化危機突破タスクフォースの委員も務めたことのある産婦人科医、宋美玄さんはどう考えたのでしょうか?
岩永直子 2024.11.24
サポートメンバー限定

作家で日本保守党代表の百田尚樹氏が、YouTubeの番組で少子化対策として「30超えたら子宮摘出するとか」と発言し、大炎上した。

百田氏は2日後に発言を撤回し、謝罪。SNSなどで批判が殺到する一方、「SFとして話したのだから」「若い女性に危機感を持ってもらおうとした発言だ」などの擁護の声も見られた。

内閣府の会議「少子化危機突破タスクフォース」で3期委員を務めた産婦人科医、宋美玄さんはこの発言をどう受け止めたのだろうか?

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、7401文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

誰でも
患者や家族が苦しむ限り最後の一人になっても私の戦いは終わらない ネガテ...
誰でも
「高齢者の外来特例は見直すべき」「自己負担限度額の見直しは短期治療の患...
誰でも
「私ががん患者になったことは追い風になる」 高額療養費制度の見直しに反...
誰でも
OTC類似薬の保険外し 「過重な負担となる」「受診機会を喪失する」「医...
誰でも
HPVワクチン、男性の定期接種化の早期実現、自治体格差の解消を 自民党...
誰でも
スピード承認のバイアグラに対し、ピルは44年 「太陽戦略」で突破した日...
誰でも
今こそ明かす、ピルが日本でなかなか解禁されなかった本当の理由 承認に向...
誰でも
高額療養費制度、高市首相、患者自己負担上限の引き上げ可能性は否定せず ...